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ソーシャル・ネットワーキングに対する考察
最近ソーシャル・ネットワーキングと、それに対する人々の反応、活用のされ方、普及の仕方などを日米比較しながら少し体系的にまとめてみようとしている。自分の中で徐々にすっきりしてきた。きちんとまとまったら雑誌なり、記事なり何らかの形にしてみたいな、とも思っている。

とりあえず現時点での考えを発表する機会として、先週火曜日にThe Pink Cowでプレゼンテーションをする機会を頂戴した。久しぶりに英語でのスピーチなので、どこまでうまくやれるかな、なんて不安に思っていたけど、まあ、ぼちぼちの出来だった。物好きな人はこちらで見てみてください。私のへたくそな英語が聞けます(笑)

当日使ったプレゼンは今、和訳しており、あと数ページ加えて現時点での私のソーシャル・ネットワーキングに対する概括というプレゼンテーションにまとまる。

=====================

「ソーシャル・キャピタル」

初めて聞いたときは「分かったような分からないような単語だな」と思っていたけど、最近やっと分かってきました。簡単に噛み砕くと「人と人のつながりには価値がある」、つまり、「自分の人的ネットワークは自分にとっての資産である」ということだ。

当然でしょ?、という反応が予想されるが、留意点は以下の通り

1、この「価値ある人つながり」は短期間の付き合いではできない
2、自分が人つながりに対して何らかの貢献、提供するものがないと価値ある人つながり(資産)はできない
3、「価値ある人つながり」(ソーシャル・キャピタル)は他人に譲渡することができない
4、「価値ある人つながり」(ソーシャル・キャピタル)は脆いものであり、一度周りの人からの信頼を失うと、簡単にそのつながりを失ってしまう

上記をオンライン、または現状のソーシャル・ネットワーキングに当てはめて考えると見事に対比することが分かる。つまり、オンライン・ソーシャル・ネットワーキングでは
1、人ながりリンクひとつで可能(短期間に、すぐにできる)
2、特に何かを提供しなくとも、ソーシャルネット上での情報などは入手可能
3、自分の人つながりを可視化することにより、自分の人つながり他人に譲渡するまでとは行かないものの、一部を活用させてあげることが可能
4、ネット上で道徳に反する行動があっても「ネット上のことだから仕方ない」と受け入れられてしまうことがある

上記対比から考えるに、「価値ある人つながり」はオンラインで形成することは難しい。当然なんだけど、当然として理解されていないことが多い。

そして更に踏み込むと、ソーシャル・キャピタルは日本では既に土壌として文化に滲みこんでいる。どういうことか?

1、日本では年功序列制、終身雇用により、会社内に「価値ある人つながり」や「人の有する無形の財産」が蓄積されている。その価値を人々が認めており、安易にそれらを利用しようとする人間が登場するときには周りの人間がなかなか許さないし、そういう人は排除される

−−−これは日本において、「自分の人脈を公開するのは、人身売買みたいでいやだ」とか、「自分のコミュニティに知らない人に入ってきてもらいたくない」という人が多く、ソーシャルネットが日本で広まらない理由だと思われる

2、一方、アメリカでは、雇用スタイルが非常に流動的なことからも、文化として「人つながり」や「人の有する無形の財産」に対する重視度合いが日本に比べて薄い。したがってソーシャルネットも「なんだか楽しそう」という理由でぐわーっと広がった

上記2点においてアメリカで広まったソーシャル・ネットワーキングも日本では定着しないと思われる。「おいおい、じゃあ、トモモトも定着しないじゃないの?あんた自己矛盾だよ」と言われそうだけど、確かに自己矛盾。いざサービスを立ち上げて試行錯誤しているうちに、「あ、なるほど、そうだったのか!」と気づいたのでした。

ただ、なんとなくそのあたりのことは分かっていたので、トモモトをオフライン補完型と位置づけて開始したのだと思う。

あるコミュニティに蓄積された人つながりの資産を、一方的に利用しよう、活用しようとする人が増えるとその価値、つまり、ソーシャル・キャピタルの希薄化が起こる。ただ、残念なことに、日本人ではGive & Takeではなくて、Take & Takeの人たちが多い。特にウェブ上では。したがって、今のソーシャル・ネットワーキングが現状の延長線上にある限りは先行きは長くないと思われる。

そもそも、ソーシャルネットの魅力は、「友達の友達の情報だから信じる=ソーシャル・キャピタルの活用」、という縮図にあった。しかし、1回しか会ったことないような人だった場合でもリンクを張って、友達であるかのように振舞う、これはソーシャル・キャピタルとしては成り立っていない状態。そこから発生する情報の活用は危険が伴う。

ご飯を共にするのはソーシャル・キャピタル形成に最も役立つ。その意味で、男女は仲良くなる過程で食事を共にするわけであり、また、接待もその意味で非常に重要だ。ドライなアメリカでも接待は頻繁に行われている。

私が、トモモトにおいて、ラウンジと言う場所を提供しだしたのも、リピーターとなることにより、ラウンジにソーシャル・キャピタルが形成されるべきと言う考えに基づくものであった。

今のソーシャル・ネットワーキングブームは健全なソーシャル・キャピタルの形成に対するチャレンジ。勝つか負けるか。「人つながりを広げることを目的とする」限りにおいては私は負けると思う。

では、トモモトはどうなるべきか。

1、既にソーシャル・キャピタルでつながっている人たちのコミュニケーションツールに
2、集まる人たちのメディアに

つまりは、トモモトはビジネスに興味ある人々を集めるツールとなり、コミュニティ・サイト化する、そして、彼らのためのメディアになる。その意味では「人つながりを増やす」という意味でのSNSは卒業すべきと考えます。最終的には誰が誰を知っている、ということはあくまで付随であり、むしろ、情報と人が紐付けされた状態、つまり、この情報の発信源はこんな人ということを確認するためのツールになっていくべきかを考えます。

ダーっと書きましたが、週末中にはきちんとプレゼンとなってまとまっています。ご興味あればファイルをお送りしますので、ご連絡を
| トモモト | 00:49 | comments(2) | trackbacks(2) |
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| - | 00:49 | - | - |
コメント
トモモト&SNS考察興味深し、ですね。読んでみて、ちょうさんの様々な行動が、改めて一連の流れとして捉えられました。

SNS卒業となると・・・その先の想像が色々沸いてきますね、楽しみです。また語ろうよ、箱根神社の勝守も渡してないことだしね。






| こういちろう | 2004/10/01 1:50 AM |
こーいちろーさん

お守り、ありがとうございます。ホントに。電話で「今箱根にいるんだけど、お前にお守り買って帰るからな」と言われた時はうれしかったです。電話越しだとうれしさがどこまで伝わったか分かりませんが。
| ちょう | 2004/10/05 12:45 PM |
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必勝祈願旅行(本編)
と言うわけで、 昨日の箱根旅行の詳細です。 『関東で成功したいなら必ず行け!』という箱根神社。 ネットで調べたら、 電車やらバスやらで交通費がかなり行くので レンタカーを借りて行く事に。 メンバーで車の免許を持っているのは サイキックさんた
| さちおブログ | 2006/10/19 1:17 AM |
【iPhone】拡散性ミリオンアーサー (アプリバージョン:1.0.0)
アプリ名:拡散性ミリオンアーサー (アプリバージョン:1.0.0)カテゴリ: ゲーム, ソーシャルネットワーキング, カード, ロールプレイング 現在の価格: 無料(サイズ: 43.6 MB) 販売元: SQUARE ENIX Co., LTD. - SQUARE ENIX Co., Ltd. リリース日: 2012/04/09 現在
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